見沼野菜とは

埼玉県さいたま市の見沼たんぼで栽培される見沼野菜。奇跡の土地、見沼たんぼの豊かな土壌で栽培される野菜です。

見沼野菜は見沼たんぼの土壌を活かしながら、農薬や肥料を一切使用しない自然栽培で野菜を育てています。一般的には難しいとされる方法で生産される(多少おおげさに言えば)”奇跡”の野菜なのです。

見沼野菜のロゴマークは、2020年6月(株)こばやし農園により商標登録されました。

見沼たんぼの土壌とそこから育つ野菜をイメージしたロゴマーク

【野菜の根の深さと見沼の土壌】

野菜の根は想像以上に土壌の深い所まで伸長しています。ニンジンやタマネギなど一般的な野菜でも1~2メートルの深さにも根を伸ばしています。

●野菜の根の深さ(1マスは30cm)

一方で、地下1メートルほどに有機物の堆積層や地下水を蓄えている見沼たんぼでは、雨が降らない時期でも人間が施肥をしなくても野菜たちはこの地下資源を使って生育することが出来るのです。

見沼たんぼでは、ジャガイモ・里芋などの芋類や、大根・ニンジン・カブなどの根菜類が特によく出来ます。

栽培へのこだわり

見沼野菜の栽培方法は、2つの考え方のベースから成り立っています。1つは見沼たんぼの土壌特性(地下の有機物層、地下水)を出来るだけ活かすこと、もう1つは土中の微生物を活かすこと、です。

この2つの考え方から、以下のような栽培方法にたどり着きました。

①農薬・肥料を使わない(自然栽培)

見沼野菜では、農薬・肥料を使用しない自然栽培(※)といわれる栽培方法で育てられます。その理由は、安心・安全に野菜を食べてもらうことはもちろん、見沼たんぼの特性を活かせば、肥料も必要ないと考えているためです。むしろ過度な施肥は、害虫や病気の原因になったり、外観は立派で大きくても味がボケた野菜が出来てしまうと考えています。

また土中の微生物にとっても、農薬や化学肥料は良い影響を与えません。

※自然栽培の定義はさまざまですが、こばやし農園ではトラクターなどの農業機械や各種資材(不織布、マルチ、ビニールトンネルなど)は使用しています。

②雑草をすき込み、適度に畑を休ませる

肥料を使わない代わりに心掛けていることは、自然に生えてくる雑草を堆肥の代わりに土に鋤き込むこと、そしてすき込んだ雑草が良く分解し、土中の微生物が活発に働くように畑を酷使せずに適度に休ませる、ということです。はたから見ると雑草が目立つ畑にはなりますが、土壌のためにはむしろ適度に雑草が生えている方が良いのです。

【見沼野菜/年間スケジュール】

野菜の品目は年間50~60種類。細かい品種まで入れれば100種類近くにもなります。ビニールハウスを使わない露地栽培のため、野菜が出来ない時期はありますが、その季節に合った旬の野菜にこだわり栽培しています。