見沼たんぼへの提言

首都圏に残された稀有な存在である見沼たんぼを、後世に残し伝えていくためにはどうすれば良いのか? それは単に都市開発をさけ、自然保全をおこなう、といった”守り”だけでなく、より価値のある存在として世の中に認知されることではないだろうか? ともすれば近隣住民でも「よく知らない」「行ったことがない」という見沼たんぼを、いま以上に知名度を高め、活性化させるためにはどうすれば良いのか、見沼たんぼの農業生産者として、提言をおこないたい。

見沼たんぼの課題としてよく聞かれるのは、①環境保全、②農業の活性化、③観光の推進、である。これらの課題の個々の解決策とは別に、見沼たんぼの将来への道筋として、全域での”無農薬・無化学肥料”化を提言したい。もし実現すれば、国内だけではなく世界的にも有数のオーガニックエリアになり、環境保全・農業活性化・観光推進の課題をすべてクリアすることができるだろう。