鈴木農園

代表 鈴木潤也

●就農までの経緯、きっかけは?

大学卒業後、ミニトマトなどを生産する農業法人に就職しました。もともと農業か林業をやりたいと思っていたので、その後、埼玉県農業大学校の有機コースに入学したり、別の農業法人でアルバイトをしながら、自分で畑を借りて野菜づくりを始めました。農業法人での仕事やアルバイトは楽しいですが、やはり自分のやりたいように出来るのがいいなと。

学生時代からバックパッカーで海外を放浪しながら、なんとなく自給自足に憧れていたのが

農業をはじめる原点ですかね。

●現在の営農状況について

面積は8反で、全部1か所にまとまっています。春はスナップエンドウ、夏はツルムラサキ、秋はキュウリ、冬はサトイモを中心に作っています。最近では鶏を飼育しはじめて、平飼い卵の生産・販売もはじめました。鶏の自給飼料用ですが、麦の生産もしています。

販売先はJA直売所のほか、スーパーの地場生産者コーナーに出荷しています。

●これからの課題、チャレンジしたいこと

実は野菜ではなく鶏の飼育にもっと力を入れたいと思っています。現在の60羽から2倍の120羽ぐらいまで増やしたいなと。飼ってみると意外に可愛いいのと、野菜よりラクで儲かりそうかなと(笑)

。それと餌ももっと必要になるので、麦の栽培面積を広げたり、米の栽培なんかもやってみたいですね。そうすれば自給自足生活にも近づきますし。麦の生産量を増やすとなると、トラクターで大規模に播種したり、収穫などにもいろいろと機械が必要になってくるので大変ですが。