こばやし農園

代表 小林弘治

●就農までの経緯、きっかけは?

40代半ばにそれまで勤めていた都内の会社を早期退職し、農業をはじめました。それまでは野菜作りの経験はなく、新規就農する場所や研修作を探すうちに、もともとの出身地である見沼たんぼに広大や畑や田んぼがあることを思い出しました。見沼たんぼの農家や埼玉農林公社の就農予備校での研修を経験し、2016年に就農しました。

●現在の営農状況について

2017年に農業法人を立ち上げ、現在では畑や田んぼを合わせて3.6ヘクタールほどの農地地で栽培をおこなっています。作付けは水稲の他、野菜では大根、ジャガイモ、小松菜など年間を通じて50~60品目ぐらいを栽培しています。農薬・化学肥料を使わない農法で、京野菜や地方の伝統野菜なども作付けしています。販路は農園の作業場で直接販売している他、インターネットからの注文で個人宅配などをしています。あとは近隣の直売所や飲食店さんなどですかね。

●これからの課題、チャレンジしたいこと

農業法人として規模の拡大、経営の安定化が課題です。そのためには作付面積や生産量を増やす他、新しい販路をどんどん増やしていきたいと思います。直販だけでなく小売店や卸を通じて販路を拡大していく他、加工品や農業イベント、研修生の受け入れなどやりたい事は山積みです。そのためにも見沼野菜生産組合の他の生産者さん達の協力は不可欠だと考えています。そして環境保全活動の一環として、見沼たんぼで僅かになってしまった水田を守るためにも米作りにも力を入れていきたいですね。